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※冒頭のアイキャッチ画像は、収納のイメージです。
ブランドバッグは、使っている時間よりも収納している時間のほうが長くなることがあります。久しぶりに取り出したとき、型崩れやベタつき、カビなどが見つからないよう、保管場所や収納方法を時々見直すことが大切です。
私はバブル期にOLをしていたこともあり、以前はブランドバッグをいくつも持っていました。高価なバッグとして特別扱いするより、普段のバッグとして気軽に使ってきたため、収納も決して完璧ではありませんでした。
以前は大きなバッグの中に、普段使わない小さなバッグを入れて保管していました。現在は子どもたちに譲って数が少なくなり、物を収納できる木製収納ベンチの中へ重ねて入れています。
この記事では、整理収納アドバイザー1級の視点と私自身の収納経験を交えながら、ブランドバッグをカビや型崩れから守る保管方法を紹介します。
この記事のポイント
- バッグの中へ入れる収納には、ほこりを防げる利点がある
- 見えない収納は、存在を忘れやすく取り出しにくい
- 長期保管では、湿気・直射日光・密着を避ける
- 完璧を目指さず、数を減らして管理しやすくすることも大切
以前は大きなバッグの中へ重ねて収納していた
ブランドバッグが多かった頃は、大きなバッグの中に小さなバッグを入れて収納していました。普段使わないバッグをまとめておけるため、収納場所を節約できる方法です。
バッグの中へ入れる収納のよかった点
実際に続けていてよかったのは、外側の大きなバッグがほこりよけになったことです。保存袋を用意しなくても、中に入れたバッグへほこりが積もりにくく、限られた収納場所も使いやすくなりました。
私の場合、においや湿気が気になることはありませんでした。そのため、バッグの中へ入れる収納が、すべて悪いとは感じていません。
存在を忘れ、取り出しにくいのが欠点
一方で、外から中身が見えないため、どのバッグを入れたのか分からなくなることがありました。奥のバッグを使いたいときは、外側のバッグを出し、中身を一つずつ取り出す必要があります。
普段使わないバッグほど、そのまま存在を忘れてしまいがちです。持っていることを忘れると、長期間状態を確認しないままになり、傷みがあっても気づくのが遅くなります。
現在は木製収納ベンチへ重ね置き
現在はバッグの多くを子どもたちに譲り、所有数が少なくなりました。今は、座面の下に物を入れられる木製収納ベンチに、袋に入れたものと、そのまま入れたものをまとめて収納しています。
一か所へまとめられるため、以前よりバッグの数を把握しやすくなりました。収納用品を新しく増やさず、すでにある家具を活用できる点も気に入っています。
ただし、重ね置きは下のバッグに重さがかかり、素材同士が触れた状態になります。今後は、バッグ同士の間に不織布を挟む、長く使わないバッグは時々取り出すなど、無理のない範囲で見直したいと思っています。

自宅の木製収納ベンチにバッグなどを保管している様子。収納方法には見直したい点もありますが、現在の状態を紹介しています(筆者撮影)。
ブランドバッグの保管で気をつけたいこと
湿気と風通し
革製品は湿気がこもった状態で長期間保管すると、カビやベタつきなどの原因になる可能性があります。収納ボックスや棚の中へ入れたままにせず、天気のよい日に扉やふたを開けて空気を通しましょう。
雨の日に使ったバッグは、表面の水分を柔らかい布で拭き、十分に乾かしてから収納します。濡れたまま保存袋や収納ボックスへ入れないことが大切です。
直射日光と高温
日当たりのよい窓辺や暖房器具の近く、夏の車内などは、色あせや素材の変化につながる可能性があります。直射日光が当たらず、高温になりにくい場所を選びましょう。
重ねすぎと素材同士の密着
バッグを何段も重ねると、下のバッグに重さがかかり、持ち手や本体が変形しやすくなります。革やエナメルなどの素材同士が長期間触れたままだと、色移りや貼り付きが起こる場合もあります。
重ねる場合は、バッグ同士の間へ白い不織布や柔らかい布を挟み、重いバッグを上へ置かないようにします。
無理なく続けられるブランドバッグの保管方法
中身をすべて出してから収納する
バッグの中にレシート、ハンカチ、化粧品などを入れたままにすると、においや汚れの原因になることがあります。使い終わったら中身を出し、ポケットの中にゴミが残っていないか確認しましょう。
表面のほこりや軽い汚れは、素材に合った柔らかい布で優しく拭きます。素材や使用方法が分からない洗剤・クリーナーを、自己判断で使うのは避けたほうが安心です。
詰め物で形を整える
長期間使わないバッグは、中へ白い薄紙や不織布、清潔な柔らかい布などを軽く入れると、型崩れを防ぎやすくなります。
詰めすぎるとバッグが外側へ広がり、かえって形が変わることがあります。持ち手や開口部へ無理な力がかからない程度に、ふんわり形を整えましょう。
通気性のある袋でほこりを防ぐ
付属の布製保存袋が残っていれば、保管時に活用できます。保存袋がない場合は、不織布の袋を使う方法もあります。
ビニール袋はほこりを防げますが、通気性が低く、素材によっては貼り付きなどの原因になる可能性があります。長期保管では使用を避け、風を通す素材を選びましょう。
間隔を空けて立てる
収納場所に余裕があれば、バッグは詰め込みすぎず、少し間隔を空けて立てると取り出しやすくなります。自立しないバッグは、仕切りやブックエンドのような支えを利用すると倒れにくくなります。
重ね置きする場合は段数を少なくし、軽いバッグを上にします。時々上下を入れ替えて、同じバッグへ重さがかかり続けないようにする方法もあります。
時々取り出して状態を確認する
使っていないバッグも、時々取り出して、表面・内側・持ち手・四隅・金具などを確認しましょう。収納場所の扉やふたを開け、空気を入れ替えるだけでも、しまいっぱなしを防げます。
除湿剤を使う場合は、製品の使用方法と交換・手入れの時期を確認しましょう。バッグの中へ入れられる製品もありますが、使用できる場所や個数は商品によって異なります。
バッグを減らしたことで管理しやすくなった
以前の私は、バブル期に購入したブランドバッグを多く持っていました。使っていないバッグも大きなバッグの中へ収納していたため、何を持っているのか分かりにくくなっていました。
その後、子どもたちへ譲ったことで数が減り、現在は木製収納ベンチの収納部分へまとめられるようになりました。袋に入れたものと、そのまま入れたものがあり、重ね方などに改善できる部分はありますが、数が少なくなったことで以前より状態を確認しやすくなっています。
収納用品を増やす前に、今後も使いたいバッグか、家族へ譲りたいバッグか、手放してもよいバッグかを分けることも大切です。
- 現在よく使っているバッグ
- 思い出があり残したいバッグ
- 家族へ譲りたいバッグ
- 査定額を確認してから手放したいバッグ
判断に迷う場合は、ブランド品を手放すか迷うときの判断基準7つも参考にしてください。
カビや汚れを見つけたときは無理に落とさない
保管中のバッグにカビやベタつき、変色などを見つけても、家庭用洗剤やアルコールなどで強くこすらないようにしましょう。素材に合わない方法で手入れすると、色落ちや変質につながる可能性があります。
簡単に取れるほこりを除き、乾いた柔らかい布で優しく拭く程度にします。今後使わないバッグなら、自分で処分を決める前に査定対象になるか確認する方法もあります。
ブランドバッグの保管についてよくある質問
保存袋がない場合はどうすればよいですか?
通気性のある不織布の袋などで代用できます。バッグを完全に密閉するビニール袋は避け、ほこりを防ぎながら空気がこもりにくい方法を選びましょう。
バッグは重ねて収納してはいけませんか?
必ずしも重ねてはいけないわけではありません。ただし、下のバッグへ重さがかかるため、段数を少なくし、軽い物を上に置きます。素材同士が触れる場合は、不織布や柔らかい布を挟むと安心です。
バッグの中へ別のバッグを入れてもよいですか?
ほこりを防ぎ、収納場所を節約できる利点があります。一方で、中のバッグを忘れやすく、取り出しにくくなります。定期的に中身を確認し、詰め込みすぎないようにしましょう。
除湿剤はバッグの中へ入れたほうがよいですか?
私は、無印良品の「消臭機能付き くりかえし使える除湿剤」を、保管中のバッグ1つにつき2個ずつ入れています。これは私自身の使用例です。使用量や使い方は商品の表示をご確認ください。液体がたまったり袋が大きく膨らんだりするタイプではないため、効果は目で確認しにくいものの、今のところ湿気やニオイによる気になる変化はありません。
これまでは、日当たりのよい収納ベンチの上に並べて乾燥させていました。無印良品公式では、月1回を目安に風通しのよい日陰で干すことが推奨されているため、今後は直射日光を避けて手入れします。
まとめ|完璧より、状態を確認できる収納を続けよう
ブランドバッグを保管するときは、湿気・直射日光・高温・重ねすぎを避け、時々取り出して状態を確認することが大切です。
大きなバッグの中へ小さなバッグを入れる方法には、ほこりを防げる利点があります。ただし、存在を忘れやすく取り出しにくいため、定期的な確認が必要です。
私自身、現在は袋に入れたバッグと、そのままのバッグを収納ベンチにまとめて保管しています。完璧な収納ではないため、まずはバッグ同士の間に不織布を挟む、空気を入れ替えるなど、無理なく続けられることから見直していきます。
大切なのは、高価な収納用品をそろえることよりも、持っているバッグを把握し、傷みに早く気づける状態を作ることです。

